ホリスティックビューティ ブランド物語 Vo.3 琉白/沖縄

大地の匂いや風の音、植物たちが囁きあう

それぞれのブランドが誕生したテロワール(土地や自然環境)を辿って。

 美容ジャーナリスト 安倍佐和子

 

 

「ぬちぐすい」

日本が誇る長寿県、沖縄には、命の薬を意味する「ぬちぐすい」

という言葉が受け継がれている。

ぬちは命、ぐすいが薬という意味だが、

島の人々は地のおいしいものを食べたときや、

豊かな自然に触れたとき、海や太陽、大地のエネルギーから

元気をもらったときにも、「ぬちぐすい」の精神を感じるのだという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな逸話を聞いて、ふと思い出すのが、沖縄の地を踏むと必ず、

たくさんの元気をもらえる不思議だ。

きっと同じような経験を持つ人も多いだろう。

それだけ、島に息づく大地のエネルギーはとてつもなくパワフルなのだと思う。



もちろん、沖縄の植物たちにも特別なエネルギーが宿っているはずで、

島を代表する伝統ハーブのひとつ、月桃もそう。

厄除けや健康祈願に用いられた歴史をもつそうだが、

私たちにとっては、優れた美容効果でおなじみ、

和精油としても人気だ。



そんな月桃の類まれなる可能性に着目し、

琉球神話が残る浜比嘉島産の有機月桃にこだわり、

配合に成功したのが琉白の月桃シリーズだ。

厳格な世界基準で知られる「コスモスエコサート」認証も取得、

肌に負担となるものは極力排除し、有機JAS認証取得のシークワーサーや、

クチャ(琉球クレイ)など、島特有の天然由来成分も採用。

自然環境への遵守はもちろん、配合成分の透明性を追求するなど、

どこまでも真摯なモノづくりを貫いている。



琉白の月桃シリーズで肌を慈しむときに感じるのは、

琉球の海風や月桃の甘くスパイシーな余韻。

日々の疲れが溜まった日ほど、手に取りたくなるのはきっと、

「ぬちぐすい」としてのタフなエネルギーを欲しているからなのだろう。

お手入れの後は、強張っていた肌がゆるりと解け、

健やかなエネルギーで満たされるのと同時に、

“また、巡りはじめた” そんな心地よさに包まれていくのだ。

 

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